【Book 3】自分で調べるということ、3人称単数現在のSの勉強です

今週のBook 3 クラスの課題は、このページでした。

こういう課題を出すとき、私は何も教えません。
It’s a quiz.(クイズだよ)とだけ言いました。(そういう”丸投げ”に生徒たちは慣れていません)

 

まず、えっ?どうしよう?と考えることが大切です。

全体を見て、右のボックスの中から答えを選ぶんだな、と気づけば、後はヒントを読み解くだけです。何か課題を出すとき、このステップを抜いてしまうのは本当にもったいないです。ここに、自分で問題を解決する力を養うポイントがあります。

さて、次にどうするか?

生徒たちは、まだスラスラは読めません。聞けば知っている文や単語も、文字だけではピンと来ないようです。
自然に、辞書に手が伸びました。
辞書を引いて、「ああ、うさぎ rabbit かあ、、」なんて言っています(^^;)(ホントはそこは読めてほしかったけど。)

“doesn’t ” も初めてではないはずですが、辞書で調べていました。

講師としては、rabbit も、doesn’tも、いままで何度も練習したはず、、とも思いますが、
聞いてわかるということと、書いてあるものを見てわかる、の間には、こんなに距離があります。
私も、このレッスンで改めて実感しました。

「4の答えはsnakeっぽいけど、へびって泳げるの?」と聞かれましたが、だれも知りません。
そういう時は、google検索! すぐにへびが泳いでいる画像が出てきました。(今回は、私が検索しましたが、慣れてきたら、生徒が自分で検索したらいいと思っています。)

そんなこんなで、見事⁈全問正解できました。

まだ、読むことに苦手意識がある子どもたちの中には、英文があると「わからない!」と壁を作ってしまう子もいます。
でも、今回のように、自分で解決する経験を積んでいけば、その壁を取り払えます。

読んでわかるようになると、「英語ができる」自信がぐんと上がります。

そして、さらに、書けるようになってくるともっと自信がつきます。

少しずつ着実に、実力と自信をつけていきましょう。

 

あっ、テーマは「3人称単数現在のs」でしたね! それは、また来週に続きます。

小難しいルールを先に教えるのではなく、今日のクイズのように、違いに気づいてなぜそうなるのかどういう時そうなるのか疑問に感じて調べていく、、という流れで、この文法知識も習得できるようにします。

 

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